最近、無性に食べたくなるものがある。
それはフライドチキンだ。
スパイスの香ばしい香り、衣のサクサク食感、ジューシーな鶏肉…
まさに「唯一無二」だ。
だが、外食にフライドチキン屋さんへ行くと大体高いので、
2、3ヶ月に1回しか食べれない…それなら、いっそ自分で作ってしまえばいい。
揚げたてで食べられるし、安く食べられる。
だが、一つ問題が。
冷蔵庫の中に材料が一切ない。
片栗粉も、スパイスも、鶏肉も…一切ないのだ。
こうなると材料を全部買った場合、とんでもない金額を払う事になる。
流石にそれは困るので、必要ないと思う物は買わないことにした
それでも金額は2000円ほど。
…フライドチキン屋さん、頑張ってるんだなぁ。
〈材料〉
・手羽元・ニンニクチューブ
・ショウガチューブ・塩コショウ
・牛乳・小麦粉・片栗粉
・鶏がらスープの素
・オールスパイス・パプリカパウダー
・チリパウダー・砂糖・油

〈作り方〉
①火の通りを良くするため、手羽元に切り込みを入れる。
(骨の横に入れて軽くひらく感じ)
②全てに切り込みを入れたら、ニンニクチューブとショウガチューブを
10cmずつ、塩胡椒、牛乳を200ml入れて揉み込んでしばらく置く。
③小麦粉、片栗粉、鶏がらスープの素、オールスパイス、パプリカパウダー、
チリパウダー、砂糖を全て混ぜ合わせる。
④鶏肉に衣を纏わせる。
⑤油を160度にセットして5分ほど揚げる
(揚げる前に鶏肉の粉を落とす)
⑥温度を180度にあげ2分揚げる。こんがりきつね色になったら完成!

見た目は完璧。さて、お味は…?
中々、というところ。
数々の調味料からなる衣のザクザク食感と香ばしさ…
そして鶏肉の旨みがマッチしていて、最高だ。
母からも「お店を出せるレベル」と褒められたが、僕としては満足できない点がある。
それは、オールスパイスを衣に入れ忘れたことだ。
「え?そんなに変わらないでしょ」と思うだろう。
そんな方のために説明しよう。
まず、フライドチキンがフライドチキンであるためには、
衣にスパイスなどで味付けをして揚げることが必要である。
このスパイスのおかげで、味わい深いフライドチキンができる。
スパイスがなければ、もはやそれは唐揚げなのである。(過激)

次回では、この失敗を活かして
もっと美味しいフライドチキンを作りたい。
その頃…
鶏「せっかく揚げられたのに、唐揚げ扱い…!?」