「僕達は、少年ジャンプが大好きだ。
だからこそ、少年ジャンプを倒すと決めた。」
今から10年前、そう宣戦布告し始まった「少年ジャンプ+」。
先日、その展覧会に行ってきた!(写真)

まず展覧会に来た僕達を迎えてくれるのは、
「少年ジャンプ+」のキーカラーである赤色の衣装を
身にまとったキャラクター達!
「かっこいい!」「かわいい!」「beautiful!」
いろんな感情が行き交い、発狂しそうだった。
ハッ…!いけないいけない。これはまだ、展覧会の序盤。
まだ興奮する時ではないのだ。
さらに奥へ進むと見えてきたのが、
今までジャンプ+で連載されてきた作品の数々。
「怪獣8号」に「SPY×FAMILY」、
さらに僕の大好きな「ジャンプへっぽこ探検隊」もある。
今まで10年間、これほどたくさんの作品が生み出されてきたのか、
と感動して胸がポカポカしたっ!

続いては各作品の第一話の印象的なコマが登場する
「ジャンプ+ロード」。
「これ懐かしい!」と思うようなコマが沢山あって、
また最初から見返したくなった。

続いては、僕の好きな「ダンダダン」のコーナー。
どこからともなく耳に飛び込んできたのが、
「ダンダダンを描く前、スランプ気味だった」という龍幸伸先生の言葉。
あの龍先生が!?とも思った。だがよく考えたら、
こんなすごい作品が簡単にできるわけがないよなぁ…と
先生の人間らしさを感じた。
そんな先生に担当編集者から投げられた言葉は、
「自分が好きなの描いていいよ」だった。
そこから、先生と編集者の「鉄が鉄を研ぐ」ような変化が
もたらした、「ダンダダン」。
今まで僕は、「どうして漫画家の人達はアイデアが尽きないのだろう」と思っていた。
だけどそれは、自分にとって身近な好きな事を
とことん掘り下げているからだと感じた。
今日学んだ事を、心の掲示板に貼り付けておきたい。
ところで「少年ジャンプを倒す」って…今じゃ世代を超えた戦友じゃん!